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 タイムドメイン・オーディオ・技術・理論・考え 1983 1984 
 理論・技術・考え(タイムドメイン社発足以前)
 
■オーディオは時間で考えねばならないという話を各界に発表しておりました。1983年に分かりやすく纏めたものです
 高忠実度再生への新しいアプローチ(1)ラジオ技術 83年7月号より
 english NEW APPROACH HOW TO REPRODUCE HIGH-FAITHFUL SOUND (1)
 「物理特性は、なぜ聴感と合わないのか」
 :時間軸に関するひずみについて: ●マルチパス・ゴースとひずみの提案 ●従来の周波数特性と聴感が合わない理由
 :振幅に関するひずみについて: ●ホーン形とコーン形の動作のちがい  ●ホーンスピーカーはひずみが少ない
 高忠実度再生への新しいアプローチ(2)ラジオ技術 83年8月号より
 english NEW APPROACH HOW TO REPRODUCE HIGH-FAITHFUL SOUND (2)
 「時間の窓で切りとってみると、位相差が問題になる」
   ●音派か音楽派か ●正弦波に代えてインパルスが主役
  :位相と時間に関するひずみ: ●f特フラットでも音は変わる ●自然な音と上等な音楽 ●カマボコ型周波数特性と台形周波数特性
 高忠実度再生への新しいアプローチ(3)ラジオ技術 83年9月号より
 english NEW APPROACH HOW TO REPRODUCE HIGH-FAITHFUL SOUND (3)
 「全域抵抗制御をねらった新しいウーファの堤案」
  ●磁力は強いほどよい ●新しいウーファー方式の提案
  ●板振動によるリバーブひずみ ●リバーブひずみをなくすには ●新しいシステムの成果は
 高忠実度再生への新しいアプローチ(4)ラジオ技術 83年10月号より
 english NEW APPROACH HOW TO REPRODUCE HIGH-FAITHFUL SOUND (4)
 「ステレオ再生における空間ひずみとは」
  ●ステレオ再生では空間ひずみも重要 ●定位にはレベル差と時間差が競合 ●指向性をどう考えるか
  ●S/Nと聴感 ●試聴について
■当時のオーディオ技術、製品、学会の通念に疑問を投げかけ、時間的な考えと聞こえに基いて考えることを提案しています
 「音楽再生のためのオーディオ技術」を考える ラジオ技術1984年1月臨時増刊BEST STEREO COMPO '84より
 「 従来のオーディオ技術では良い音楽が再生できないので 音楽を再生するためのオーディオ技術について考えてみた」
 ●自分の耳で音を聴いて、そして自分で考えなければならないと思った
  ●当たり前の話だけど、聴くことからオーディオが始まる
  ●耳は先端技術もおよばない最高の音響解析システムだ
  ●ヘッドホンの音とホーンスピーカの音が次のオーディオへの手がかりとなった
  ●ホーン臭い音、その原因はリバーブひずみであることが判って、色付けとHiFiの問題を考えた
  ●ホーン開口端の低域反射によるF特あれば問題にされ研究されているが、高域反射による色付けには 注意されなかった
   マルチパス・ゴーストひずみと名付けたい
  ●時間ひずみ、空間ひずみを無くすことが音楽再生の本命だがこれについて書くときりがないので2,3の例示にとどめておく
  ●学者先生の試聴法は私たちの役に立たない。私たちは音楽を聴く耳で再生される音楽と、その要素をチェックすべきだ。
■忠実再生の大切さと、耳で聞いて確かめる事の大切さを提案しています。既成の理論とデーターを盲信しない
 音楽を再生するためのHi-Fiオーディオラジオ技術1984年7月臨時増刊BEST STEREO COMPO '85より
「 ●HiFi再生と色づけ再生について● ●オーディオの原点 ● ●音を聴くことについて● 」
 ●本当に良い音とは  ●色づけでない高忠実度再生で  ●全面的な試聴ができないと良い音楽は再生出来ない  ●アンプの音の差
  について  ●ブラインドテストについて  ●試聴には時間が必要 ●小さな差も大切にしたい  ●色づけでなく忠実度で
 (執筆者懐古)83年から84年にかけて「時間」の考えを進めていた頃の原稿です。この時代はまだ周波数指向にたいして「時間領域」と言う言葉は思いつかず、
  表現に苦労をしておりました。苦労といえばワープロの無い時代、原稿用紙に手書き、何度も清書してはまた切り接ぎ校正で隔世の感です。
  過渡特性の測定解析のツールも無いので、14bitD/Aと1024pointsの momoryを入手、AppleIIを何台も繋いで理論検討・測定・解析・制御・出力に使いました。
  D/A、memory、測定器の制御や、測定マイクの移動などのプログラムやインターフェイス、高精度フーリエ変換ソフト、諸解析ソフトも自作です。
  図形は全てXYプロッターで作成したものです。以上の報告の全資料はこうして出来たものです。
  つづき→
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