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タイムドメインとフレケンシードメインの違い

 従来のオーディオは正弦波を主とした周波数領域のものです。音の成分は正弦波の集合であるから、すべての正弦波を正しく再生すればよいという考えです。図のいちばん上の青で示された波形をフーリエ変換するとすぐ下にある正弦波成分に分けられます。これを再び足してやると(逆フーリエ変換)いちばん下の赤で示された波形になります。
 みごとに元どおりになりますが、黒い色の波形のうち左半分を合計すれば無音部となり、右半分を合計すると8波の正弦波となります。
 言い方を変えると、音がする部分もしない部分もピーとかプーとかいう成分からできているということです。
 それに対し、タイムドメイン理論では音の形を正しく再生するという考えです。図の青い波形がもとの音なら、音が出ている部分は出ているなりに、出ていない部分は出ないように再現する。そのことによって元の音に限りなく近づくわけです。

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