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従来のオーディオの世界 |
タイムドメインの世界 |
目標とする 音・音楽 |
本物の音らしさを演出
音楽を正弦波の集合とみなして再現 |
本物の音を指向する
音楽を瞬間の音の連続として再現 |
基本となる 技術・理論 |
周波数領域の発想が原点
周波数特性・高調波ひずみを重視 |
時間領域の発想が原点
音をインパルスの集合として時間を重視 |
原音再生の 可能性 |
楽音成分の時間が乱れているので 原音再生が不可能
時間が乱れた楽音は 元の状態に戻すことが不可能 |
楽音成分の時間関係が正しいので 原音再生が可能
時間ひずみ重視の結果、 各種ひずみも大幅に改善 |
楽器・声等 の質的特徴 |
女性ボーカルでサ行が強調、 低域も不自然に響く
過渡的な音の再現性が悪く、 不自然な付帯音が付く |
声や楽音の頭に低音がしっかり 付いて上質の音が自然に響く
音の立ち上がりが早く、 過渡特性のよい生きた音を再現 |
音場感など の特徴 |
音場感に乏しく、楽器の定位、 広がりなどが不十分
音量や位置関係を 厳密に合わせても時間の乱れが残る |
音場感があり、楽器の位置や 広がりなどをリアルに再現
時間・空間ひずみの 極小化により、奥行きや上下感までも再現 |